三条寺町角の三嶋亭は、京都人があこがれる「すき焼き」の老舗。しかし2階座敷に上がらねばならず、車椅子では入店困難な店であった。高島屋京都店7階『ダイニングガーデン京回廊』に三嶋亭が出店してくれた時は、「あの、すき焼きが食べられる!」と喜んだが、私の財布では敷居の高い店であった。
三嶋亭もそこら辺を考えてか、最近、高島屋京都店のメニューは本店のメニューよりリーズナブルなものになっています。
11月29日、“イイニク”の日にかこつけて、あこがれの三嶋亭に行く。
車椅子でも都合の良い席を確保しておこうと事前に電話をしたが、予約の受付はしていないとのこと。
夜7時少し前に店に着くと3組ほど順番待ちができていた。京回廊の店には順番待ちの客用に椅子が用意されているので同行介助者にはそこに座ってもらい、しばらく待った。
思ったより待つことは無かった。テーブル席とカウンター席があるが、入口近くのカウンター席を希望した。
ランチタイムはどうか知らないが、ディナータイムでは客待ちができていても店内に客を詰め込むようなことしていない。なので車椅子で動けるスペースが十分確保されていた。
さすが高級店の“おもてなし”は支店にも活かされています。これなら予約無しで店に来ても心配ない。
料理は、「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「ステーキ」があり、コースメニューとセットメニューがある。セットはお膳に1人前が盛られて運ばれてきます。
念願の三嶋亭に来たので、ここは迷わず「すき焼き」コースを注文。
最初に牛しぐれ煮が運ばれてきます。すき焼きが用意できるまでの酒の肴にも良いが、残しておくことをお勧めします。
コースの最後に御飯と漬物・味噌汁が出てきます。牛しぐれ煮をご飯にかけて食べるのがとても美味しい。
すき焼特撰コース 8,640円(1人前) 写真は2人前
すき焼きコースは仲居さんが横に立ち、すき焼きを作ってくれます。リーズナブル(本店に比べて)な価格設定なのに高級店の気分。
肉は佐賀牛でした。ネットの口コミに書かれていたけれど、口の中でとろけるような柔らかさではなかった。
メニューやサイトなので「熟成された肉」と書いてあったので、最近はやりの熟成肉なのかは知らないが、そんなものなのかもしれない。
仲居さんのサービスは、最初の肉までかと思っていたら、そうではなく、最後まですき焼きを作ってくれました。
おおむね3回に分けてすき焼きを作り、客は食べるだけ。こういう仲居さんのサービスを受ける店はテレビで見るだけだったけど、車椅子でもそんなサービスが受けられる店があるのは何とも良い世の中になったもんだ。
すき焼きが食べ終わると、御飯が出てくる。そこで最初に出てきた牛しぐれ煮をかけて食べる。
これだけ贅沢しておいて、さらに贅沢を言えば、個人的には最後のシメは御飯より「うどん」が好きだ。
デザートの柚子シャーベット。
生まれて初めての本格すき焼きを食べたら、今までありがたくすき焼きだと思って食べていたのは「すき焼き風煮込み」もしくは肉ジャガだったと実感する。
特に目からウロコは、砂糖と醤油の使用量が少なくても美味しく作れること。身内ですき焼きを作ると大量に砂糖と醤油を使ってしまい、すき焼きのあとはいつも胃もたれがしていた。
正しくすき焼きを作れば胃もたれがしないことがよく分かった。
食費と思えば三嶋亭のすき焼きは高いだろうが、授業料だと思えばこのすき焼きは絶対高くない。
こんな美味しい授業はまた受けたい。
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三嶋亭もそこら辺を考えてか、最近、高島屋京都店のメニューは本店のメニューよりリーズナブルなものになっています。
11月29日、“イイニク”の日にかこつけて、あこがれの三嶋亭に行く。
車椅子でも都合の良い席を確保しておこうと事前に電話をしたが、予約の受付はしていないとのこと。
夜7時少し前に店に着くと3組ほど順番待ちができていた。京回廊の店には順番待ちの客用に椅子が用意されているので同行介助者にはそこに座ってもらい、しばらく待った。
思ったより待つことは無かった。テーブル席とカウンター席があるが、入口近くのカウンター席を希望した。
ランチタイムはどうか知らないが、ディナータイムでは客待ちができていても店内に客を詰め込むようなことしていない。なので車椅子で動けるスペースが十分確保されていた。
さすが高級店の“おもてなし”は支店にも活かされています。これなら予約無しで店に来ても心配ない。
料理は、「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「ステーキ」があり、コースメニューとセットメニューがある。セットはお膳に1人前が盛られて運ばれてきます。
念願の三嶋亭に来たので、ここは迷わず「すき焼き」コースを注文。
最初に牛しぐれ煮が運ばれてきます。すき焼きが用意できるまでの酒の肴にも良いが、残しておくことをお勧めします。
コースの最後に御飯と漬物・味噌汁が出てきます。牛しぐれ煮をご飯にかけて食べるのがとても美味しい。
すき焼特撰コース 8,640円(1人前) 写真は2人前
すき焼きコースは仲居さんが横に立ち、すき焼きを作ってくれます。リーズナブル(本店に比べて)な価格設定なのに高級店の気分。
肉は佐賀牛でした。ネットの口コミに書かれていたけれど、口の中でとろけるような柔らかさではなかった。
メニューやサイトなので「熟成された肉」と書いてあったので、最近はやりの熟成肉なのかは知らないが、そんなものなのかもしれない。
仲居さんのサービスは、最初の肉までかと思っていたら、そうではなく、最後まですき焼きを作ってくれました。
おおむね3回に分けてすき焼きを作り、客は食べるだけ。こういう仲居さんのサービスを受ける店はテレビで見るだけだったけど、車椅子でもそんなサービスが受けられる店があるのは何とも良い世の中になったもんだ。
すき焼きが食べ終わると、御飯が出てくる。そこで最初に出てきた牛しぐれ煮をかけて食べる。
これだけ贅沢しておいて、さらに贅沢を言えば、個人的には最後のシメは御飯より「うどん」が好きだ。
デザートの柚子シャーベット。
生まれて初めての本格すき焼きを食べたら、今までありがたくすき焼きだと思って食べていたのは「すき焼き風煮込み」もしくは肉ジャガだったと実感する。
特に目からウロコは、砂糖と醤油の使用量が少なくても美味しく作れること。身内ですき焼きを作ると大量に砂糖と醤油を使ってしまい、すき焼きのあとはいつも胃もたれがしていた。
正しくすき焼きを作れば胃もたれがしないことがよく分かった。
食費と思えば三嶋亭のすき焼きは高いだろうが、授業料だと思えばこのすき焼きは絶対高くない。
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