御幸町通り(寺町通りの1つ西の通り)に店がある。ガラスのすっきりした外観に初めて前を通った時は「どんな店?」と覗きこんだ。
店玄関前に道路側溝の段差があるだけで、それ以外は支障無し。店内も車椅子で動ける十分な広さがある。
2500円のフレンチ松花堂を注文。
季節のスープ、前菜3品、季節のサラダ、魚料理、肉料理、デザートと飲み物。
カボチャときのこのスープのカプチーノ仕立て
ポタージュスープの上に泡立てたクリームをのせている。こんなのは初めて。
奥のグラスは、別注文のぶどうのジュース。よく飲むグレープジュースとは全然別物。スープとジュースだけで早くも強烈なインパクト。
メインの松花堂。
左下はイサキのリゾット。右下は牛肉の煮込み料理。
接客がとても丁寧で、運んで来た時に料理の説明をちゃんとしてくれる。
目でも楽しめるのが松花堂弁当。しかもフレンチを堅苦しくなく、お箸でのんびり味わえてよい。
デザート。
デザート、手を抜いてません。すっごく美味しい!!
左上の黒いのが小豆のようなブルーベリーのような不思議な美味しさ。正体を聞いてみたら“レンズ豆”。
プラス500円で、デザートをチーズ盛り合わせに差し替えてもらえる。
普段食べたことの無い珍しいチーズ。チーズ専門店から買い付けているそうだ。食後に予定がなければワインを1杯追加していたところ。
食後の飲み物は、コーヒー・紅茶・ハーブティーから選べる。
とても香りが高いハーブティーでした。
(納豆を食べた後はこのハーブティーが良いかも・・・と、つぶやいた。)
ランチで2500円では敬遠されがちだろう。日曜のランチにかかわらず来客は私たち二人と老夫婦の二組だけ。でも嵐山あたりならこの予算で行列のできる店もある。このお店の場所は観光客が良く通る道から微妙にずれているのですよね。もし、もう100メートル東か南にあれば行列が出来ておかしくない。
そういう意味ではこのお店がこの位置にあることは、私にはとてもラッキーだった。
カウンター席には段差がある。車椅子でなければカウンター席でシェフと談笑しながらディナーとワインを楽しみたいところ。
大人の隠れ家の雰囲気十分。
正直なところ、食べログの評価がそれほど高くなかったので大きな期待はしていなかった。しかし今回このお店に来て、食べログの評価がいかにいい加減なものか実感した。野村松花堂はもっと高い評価を受けるべき。
でも、ミシュランには載らないでください。私が行きにくくなって困る。。。
お店を出る時、玄関に車椅子OKの表示があるのに気がつく。車椅子の来客は私で2人目だそうだ。
この表示がもっと普及されることを願う。
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