ゴールデンウィークの終った直後の平日が「哲学の道」散策のチャンスと踏んでいた。
予想通り人出が減り、生え育ったばかりの青葉をゆっくり愛でることができた。
それにしても哲学の道は欧米人の比率が高い。すれ違う人の半分は欧米人。たまに日本人と出会っても茶髪か金髪。もしくはハゲ。
蹴上から南禅寺と永観堂の前を通り、哲学の道の南端から銀閣寺前まで散策したけれど、途中で車椅子でも問題なく入れる飲食店が見つからなかった。法然院近くで小さなテラス席があるケーキ店があったけれど、もう少しボリュームのあるものが食べたかったので、そこは通り過ぎた。
結局北白川通りまで出てしまった。時間もないので確実に車椅子でも入れる店に向かった。
名代とんかつ かつくら 銀閣寺店
小規模なファミリーレストラン風の作りになっていて、車椅子が通れるスロープの設置してある。
玄関ドアも広めで大きな電動車椅子でも入りやすい。
テーブル席の手前にカウンター席がある。後の出入りを考えたらカウンター席の方が楽なので、テーブル席に案内されたがカウンター席に案内してもらった。
カウンター席の向こう側はオープンキッチンになっていて調理人の手さばきがよく見える。
メニュー
新作メニュー期間限定メニューを見たけれど、やっぱりレギュラーメニューから選ぶことにした。
とんかつオンリーもよいけれど、最近は野菜不足なので盛り合わせのメニューの方が良かった。
かつくらといえばこれ。胡麻とすり鉢。
どっさりのキャベツ。もちろんおかわりOK。
野菜の湯葉巻きかつとヒレかつ
見た目が鮮やかで食欲がわく。サクサクの衣、やわらかく噛み切れる豚肉。さすがとんかつ専門店。
帆立と筍の豆乳クリームコロッケとヒレかつ
こちらは同行介助者の注文。コロッケがボリューム満点。
味噌汁は京都的な白味噌。季節がらタケノコが入っていた。
哲学の道散策ですっかりお腹が減っていた。この日の昼食はとんかつで正解だった。
できることならば、哲学の道途中で車椅子で入れるバリアフリーな飲食店をほしいところだけれど、また次に行くときにはお弁当も良い。
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