前日の夜であった。
明日の昼過ぎ、月の出が見える。そんなことが頭によぎった。
すぐに月の出の時間と方角を調べ、撮影場所候補をいくつか考え、東山仁王門の琵琶湖疎水から写真を撮ると決めた。
月が山の稜線から顔を出すのは午後1時過ぎ。それまでにどこかで食事を取りたい。
予定撮影ポイントから徒歩1分のところにいつも予約でいっぱいの石窯焼きピザの店がある。階段があるため車椅子では入店困難。しかしテイクアウトはOK。
冬の寒い日ではあるが、琵琶湖疏水脇のベンチで写真を撮りながらピザを食べることにした。
お昼前に撮影場所を確認。そのあとスタバで時間調整。そのあいだに電話でテイクアウトの予約を入れる。
午後1時になって撮影場所に移動。カメラの準備が終わったら、同行介助者に店に向かってもらった。
ダ ユウキ(Da Yuki)
10年くらい前、入り口階段をお店のスタッフに車椅子を担いでもらって入ったことがある。
その時の記事:http://wake-kyoto.jugem.jp/?eid=71
とても親切で、しかも美味しいピッツァ店なので、ずっとリピートしたかったけれど、また車椅子を担いでもらうのは申し訳なくて、ずっと来れずにいた。
今回注文したのは、
Siciliana(シチリアーナ)
(トマトソース、モッツァレラ、サラミピカンテ、オリーブ、アンチョビ、ケッパー、オレガノ)
薪窯を使い高温で一気にピッツァを焼き上げるので、表面はさっくり、中はもっちりの食感が楽しめる。
本場ナポリのピッツァを追求したイタリア料理人が作る炭火の香ばしさを楽しめるピッツァ。
一切れ食べたところで、山の稜線から月の出が見れた。あわててシャッターを切る。
月が大きな雲に隠れたので、この日は写真が少ししか撮れなかった。でもそこそこ満足した写真が撮れた。
この日の最高気温7度というとても寒い日。焼き立てのピッツァもあっという間に冷えてしまった。美味しいピッツァだっただけに少しもったいなかった。
ところで『ダ ユウキ(Da Yuki)』は、2023年末でいったん閉店。2024年春に、約200m東に移転してリニューアルオープン。
ぜひともバリアフリーのお店になっていてほしい。
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